陳氏太極拳協会双月会

「双月会」会員 M.Yさんからの寄稿

太極拳に出会ったきっかけは、 主人の転勤で 兵庫県k市に転居後仕事も辞めていたので、何か始めようかなと広報でいろいろ探したなかで出会いました。
第一候補は「大人のバレエ」だったのですが、何かの発表会だったのかその衣装(?)が、とても私には無理だなと思い、年を取っても長く続けられそうな「太極拳」に決めた記憶があります。

始めての先生は、「太極拳は痩せませんよ」とご自分のお腹をポンポンと叩かれる楽しい方でした。
太極拳の奥深さを知らない、1年ちょっとの楽しい~幸せな時を過ごしたようです。

その後教室(久留米)に変わり試験を受けるようになると、一喜一憂(気分は一喜三憂)の日々でした。
まだまだ、思うように出来ていないのですが、皆様に支えられここまで来れたようです。

そして、仲間の声かけで、私には縁がないと思っていた 陳氏太極拳に出合いました。それが「双月会」です。

「双月会」では、初めて耳にすることが多く、陰陽や経路、筋肉の使い方、基礎トレーニングなど、毎回あらゆることを教えて頂いてます。

が、次から次に教えて頂いたことを頭からこぼれ落とし、蒸発させて、身体を思うように使うことが出来ないでいます。
双月会の先生や皆さん、とても勉強熱心で、いろいろな情報が飛び交っています。

お陰さまで「軸を取る」を一つ意識するようになりました。
早朝の散歩時、2年ほど前は無意識だとまっすぐに歩けなかったのに、親指側に意識をもつと、まっすぐに歩けるようになったみたいです。

陳氏太極拳始めて良かった。
やればやるほど、おもしろくなってます。

さて、最近、歳を重ねるとお坊様の話に耳を傾けるようになりました。一人のお坊様にあるアナウンサーの方が「聞き方のコツは?」と質問されていました。

「それは“初めて”という心の張りを持つことです。関心領域を広げるのです。心のスポンジをカラカラにしておくことです。多くの事に「へぇ」と驚き「どうして」と疑問を持つようにする事です。」
とお話されていました。

「そうすると、目詰まりが解消されて、心の風通しがよくなります。風通しがよくなると、より広範囲のこと、遠くのことにも関心が湧き始めます。」
と…。


わたしの心のスポンジには、少し泥水が溜まっていたのかも~です。(笑)

また、大変な荒行「大峯千日回峰行」を満行されたお坊様がある対談番組で、最後に言われたのが、「笑いたくなくても、笑いましょう。そして、口角をあげて運気を上げましょう。」
因みに、このお坊様がリスペクトされてるのは、世界で一番会いたい、レディ.ガガさんで、「Born This Way」がお好きだそうです。“あるがままを受け入れ、自分を信じるる~” 大雑把ですが、そこに共感されたのでしょうか?

今、コロナ禍のマスクで、表情が強ばっているような気がします。これから、マスクの下で“ひとり笑い”をして、肩の力を抜き、今の困難な状況を受け入れられれば~と思っています。


双月会 会員 M.Y