運動している者は運動だけでなく応急処置についてもそれなりの知識を持っている方が多いと思います。 安心と安全と言うのはよく同一に語られますが、その意味する所には大きな違いがあります。 「安心」とは人が安やかな心である事。安全が確保されていて心が安定した状態を指します。(個人の心の状態). 一方「安全」とは環境や状況が危険でない状態(安全)であるという事をさします。(社会的環境) 「双月会」の練習に特化して言えば使う会場は公共施設を利用している為施設運営上かなり安全に配慮されています。 しかしながらアクシデントと言うものは突然前触れもなくやって来ます。突然の心停止、痙攣、肉離れ、脳梗塞、転倒など。その時周りの者はどういった対応を取るべきなのか。という事は頭に入れておきたいものです。 そこで私は年間何度かはファーストエイド(応急処置)や心肺蘇生法などの勉強会に参加しています。 最初はテーピングに使うテープの種類、伸縮性と非伸縮性の違いと使い分けについて説明がありました。 どれも以前に習った記憶を呼び起こすように聞いていました。 ところが講習が進む中で講師から (え?!) 思えば私が応急処置を最初に習ったのはもう30年以上前になります。心肺蘇生法が5年に一回見直されているのを考えると応急処置に対する考えも変わって来ているのかもしれません。 昭和の人間なら肉離れなどの怪我をしたときの応急処置としてRICE処置を習った方も多いはずです。 「あの、ではRICE処置は行わない。という事ですか?」 現代社会において何か以前と違う新しい情報に触れた時にはその真意を確かめます。 結果 立場によって判断が分かれる。 「立場によって見方が変わる」 「A氏はその外見をを丸いと言い、B氏は三角だと言いました。 という質問です。 当時の私は自ら答えを導き出せませんでした。 「答えはコレです。」 円錐なら底から見れば「丸」、横から見れば「三角」、底を触れば「平」横面は緩やかなカーブ、さらに先端は「尖って」います。 美術の先生は続けます。 今回RICE処置は行わない。と言った講師はリハビリを担当する立場だったのでそう言ったのかもしれません。 (法的な根拠 以上の事から「双月会」で怪我人が出たなら、私は変わらずRICE処置をするだろうな。と思いました。そして今後も危機管理について学んで行く必要性を感じました。 そうそう、私が救命士さんから言われた一言で印象的だった言葉があります。 「病気は突然やってきますが、唯一「熱中症」だけは自分で防げます。」 そんなわけで「双月会」の皆さん、今年も暑そうです。無理なく水分ミネラルのちょびちょび飲みと休憩で楽しく乗り越えていきましょう♪ 「双月会」竹之内 |
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