陳氏太極拳協会双月会

〜今年ご入会の会員様の寄稿文です〜

太極拳をはじめて、もうすぐ七ヶ月。

双月会はとても温かな場です。

先生は、時折ユーモアも交えながら、ひとりひとり熱心に指導してくださいますし、会員のみなさまは、真剣に、朗らかに太極拳を楽しんでいらっしゃって、自ずとこちらも明るい気持ちになります。

太極拳はとても難しくて、わからないことばかりですが、その分探っていくことも面白いです。

新しい視点。
新しい身体の使い方。
昔の謎への答えをみつけたり、
また新たな問いが生まれたり…

答えが欲しくなって苦しいときは、
詩人リルケのことばが、
いつも励ましてくれます。

「今すぐ答えを捜さないで下さい。あなたはまだそれを自ら生きておいでにならないのだから、今与えられることはないのです。すべてを生きるということこそ、大切なのです。」

わたしは踊りの探究をしているのですが、わたしにとって、身体を耕すことは、心を耕すことでもあり、生きることへの問いでもあります。

習いたてのころ、竹之内先生に「形をつくるのではなく、あるがままを認めること。自然に楽に立つこと。まずはそこから。」と教えて頂きました。

それは生きる上でも、何度もぶつかる壁なのですが、太極拳を学びながら、自分自身も変容し、成長していけたらいいなと思っています。

新人F

~追伸~
竹之内先生、会員のみなさま、いつも優しく接してくださりありがとうございます。
恥ずかしながら極度の人見知りで、、、
温かさに、とても救われています。
なかなか感謝を伝えられないので、この場を借りて。