陳氏太極拳協会双月会

私が、陳氏太極拳協会に入った理由は・・・?!

私が、陳氏太極拳協会に入った理由は・・・?!

考えていたら、不思議不思議!
子供の頃からのいろんなことが思い出されはじめました。

陳氏太極拳をはじめて、私が子供の頃から思っていたいろんなものが変化したのです。
小児喘息がひどく幼少時からひどい発作に苦しんだり、はしかが原因で右耳の鼓膜が溶け、慢性中耳炎になったり、父の仕事の関係で、いろんなところに引っ越したり。。。
家庭内のゴタゴタで振り回された小学・中学時代。。。
高校生の時に、統合失調症に罹り読字障害が出たのか、それまで読めていた書物などが読めなくなったりと結構盛沢山のものがあったんだなと思い出したりしました。

生まれは、大阪なのですが、父の実家が福岡にあったため、最終的にこの福岡の地で生活することになりました。
この地で、めでたく結婚もでき、子供も2人でき、上の子は、今大学の4年生で、このコロナ禍ですが、就職先も決まり、下の子は、自閉症で、普通の生活は難しいですが作業所に通って少しずつ自分のやりたいことを見つけているところです。

太極拳をはじめようと思ったきっかけは、やはり、体の不調が原因でした
ギックリ腰をやってから、癖になり腰痛が常にあったのです。
それよりも、一旦治ったはずの喘息が再発したのが、かなりきつかったですね。

小児喘息とは違い、一旦発作を起こすとおさまらない ( ゚Д゚)

薬でも治らない状態の時があり、その時は、入院です。
年に何回も入退院を繰り返すほどひどい発作を度々起こします。
上の子を出産する前がピークでしたが、出産した後も度々そのような状態になっていました。

その度に、実家に子供を預かってもらって、家族にはとても心配と苦労をかけていました。
2人目を妊娠している時は、精神的に状態が悪く、ひどい被害妄想や不安が度々襲ってくるという状況がありました。

この二つの症状を抱えて、家庭と子育てと仕事は、こなせないなと思っていたので、何か打開策をとはじめたのが、太極拳だったのです。
自分的に、かなり切羽詰まった状態にあったときに、太極拳にであったんだなとその当時を思い出していました。

最初習った太極拳は、実は、陳氏太極拳ではありません。
今、全国的に最もポピュラー?な24式太極拳を習っていたのです。
産後太りの体が3ヶ月で20キロ以上減!( ^ω^)・・・
その前に、かなり体が巨大化していたという事実は否めませんが・・・

最初の教室で、教えていただいていた先生が、長拳もやるということになり、それで長拳と太極拳という二つの武術を習うことになりました。
しかし、長拳の方は、先生の事情でレッスンがなくなったため、その後、縁あって、嵩山少林寺直伝の少林拳を教えている先生の所に通ったりもしていました。

長拳を習うようになってから、「太極拳の本来の動きはどんなだったのだろう?」というのが知りたくなり・・・

時間を忘れて、ネットサーフィン~~~

世界にはどんな太極拳があるのだろう。
その当時習っていた太極拳とはかなり違うものが多かったことで、いろんな思いが出てきました。

本来の太極拳の形は、早い技もあったのだという新鮮な気持ちと納得できる気持ち!
少林拳の先生は、柔ということを常に教えてくれていました。

あの早い少林拳の中に柔を入れるということです。
体軸から発される螺旋形の動きです。

そう、太極拳のあの動き!

中華武術は、基本がみんな似てるとお話してくれたことがありました。
そして、中国の武術も舞踊も同じ基本があるとのお話も聞いたことがありました。

あの太極の形は、宇宙そのものを表現してるのかもしれません。
動画で、天の川銀河の中心に位置する巨大な光の柱は、天の川銀河の中心にして、天の川銀河のすべてのパワーの源じゃないかというような話を聞いて・・・

そのパワーは一体どこから発せられるのか?
発電場所は、そこではないか?!
分からないけど、何となくすべてのパワーの源は、あの中心から発せられる渦巻き型のあの動き!
それは、ミクロの世界でもそのようなパターンを示すから、それは、パワーの源なのかもしれませんね。
陳氏太極拳は、この螺旋の動きが非常に重要視されると初心者ながらに思います。 エネルギーを発生させる何かのパワーが私が長年苦しんできたあらゆる病気を癒してくれたのかもしれません。
24式太極拳を13年ほどやっていました、いろんな経過があり、できるだけ古い伝統を残した太極拳をといろんな情報を辿って行って、ここ陳氏太極拳協会に行き当たりました。

前に習っていた教室のお話でも、伝統太極拳の最初は、陳氏太極拳ということになっています。
本来の ”太極拳のそもそも” が、もしかしたら一番大事なものなのかもしれません。
自分なりにそう思い、この陳氏太極拳協会に入会させていただきました。

私は、元々この双月会のメンバーではなく、陳氏太極拳協会の他の教室でお世話になっていました。
そこの先生にもいろいろと勉強させていただき本当に感謝しています。
ただ、そのお教室が家から遠く通うのが厳しい状態でした。久留米市で竹之内先生が教室を開いていただけると聞いて・・・物凄く嬉しかったです! (^O^)/

この双月会を立ち上げてくださった方々に心から感謝いたします。
私が太極拳をはじめて20年ほどになりますが、恥ずかしながら、まだ初心者の域を出ていません。
陳氏太極拳と縁があってから、私のこの体の不調がみるみるよくなっていきました。

統合失調症の心の弱さもなくなり、喘息で大量の薬を飲んでいたのに、今は薬を飲まないどころか・・・冬でも半そでで外で作業できるまでになりました。

やはり、螺旋パワーは、究極根源ですね。
それを知って動けばきっと何かが動きます。

だって、宇宙の中心は、螺旋の動きをしているのですから!

久留米市で本格的な陳氏太極拳の教室を立ち上げていただいた方々に心より感謝いたします。
そして、この陳氏太極拳協会の創始者であられる陳沛山老師と久留米市で、今、教えていただいている竹之内先生に心より感謝いたします。

子供の頃、私は、喘息で人生を棒に振るのかと思っていましたが、陳氏太極拳をはじめて、真冬の雪の降る中でも、半そでのシャツ一枚で動けるようになりました。
喘息で入退院を繰り返していた人間からすると、奇跡に近い状態です。

このような奇跡を起こしてくれた陳氏太極拳には、心から感謝しています。
常に、喘息の発作に怯えていた自分、心が不安定でパニックを起こす自分、そんな自分と決別させてくれたのが陳氏太極拳でした。

陳氏太極拳 ありがとう!

「双月会」会員 M.I