陳氏太極拳協会双月会

★〜2026年1月14日「双月会」の体験者来場〜

久留米市野中生涯学習センター軽運動室で行われた「双月会」の練習に久留米大学看護学生の4名の方々が体験に来られました。
この久留米大学の体験は「双月会」の地域コミニティーとの関わりをつくる事を目的の一つとして受入ています。
今年で三回目になります。

例年髪をキュッと束ねて胸には名前プレート。清潔な感じ、清楚な佇まいが好感がもてました。
今回は顧問の先生なのか男性も一人付き添いで来られていました。
「よろしくお願いします。(準備など)何でも言ってください。」
と男性はご挨拶のあと退出されました。

残されたのは4人の女子看護学生。
来られたのが練習時間前という事もあり雑談から入ります。

若い女性という事もあり?男性陣はちょっと遠慮がちで遠巻きに女性陣はキャッキャッと話題を振りまいています。

この日の練習は四正太極拳のみ。
じっくりと取り組む予定です。

さらにせっかく来られたので将来に繋がる何かを学んで帰って頂きたい!

そんな思いから学生さんの自己紹介に合わせてその手話表現をお伝えしました。
「久留米」「大学」「三年生」「名前」
数字の表し方
時間の表し方
月日の表し方
各人の名前の表現方法
などなど

確か去年の学生さんにはこれに加えて医療現場で使いそうな手話表現もいくつか紹介したと記憶しています。
それと、昨年は東北で元日の大きな地震もあり災害時の傷病者の避難救助についても触れていました。
(詳しくは寄稿文のアーカイブをご確認ください)

さて今回は…
そうだ。山火事のニュースがあったな。と思いあたりました。

私「最近、山火事のニュースを耳にします。皆さんは将来医療従事者になられるので…。山火事から避難してきた(助け出された)人。外傷はさほどない。でも具合悪そうという時、何を疑いますか?」

そんな質問をしてみました。

日常の出来事から、
(もし自分がその場に居合わせたとしたら…)
という想像をする事は危機管理としてとても大切なことです。

私も以前、災害時のトリアージ(災害や事故などで多数の傷病者が発生した際に、傷病者の状態を迅速に識別し、治療・搬送の優先順位付けを行う手段のことを言います)として教えて頂いた事からそんな質問もしてみました。

すると学生の皆さんも「双月会」の会員の皆さんも
(どうする?)
という様に視線を交わします。

しばらくの沈黙の後私は
「鼻毛です。」
とヒントを出しました。

「火事の現場から救出された方で心配になるのは気道の熱傷です。
煙の危険を知っている人は体位を低くしたり、煙を吸い込まないようにハンカチなどで口を押さえて避難したりもしますが、煙が危険と認識がない場合もあります。
例え外傷が無くてもぐったりしているなどの場合、気道熱傷を疑ってください。
気道が火傷していた場合呼吸困難となり一分一秒が命と関わってきます。こんなちょっとした知識があるとないとで人の助け、また自分を助ける事にもなるんです。」

そんなお話をしてストレッチに入りました。

ストレッチにしながら
太極拳のお話に入ります。

太極拳が中国で始まった事。
今日練習する太極拳が四正太極拳であり沛山老師が創られた事。
陳氏太極拳の事。
自然体で行う事。
経絡の意識がある事。
纏絲のお話。
などに触れ練習に入ります。

学生の皆さんには少しでも楽に動く事を。
会員の方には普段より、細かく丁寧に身体の軸や丹田についてもお話しました。
今回は最初の両腕を回す動きが萎えてしまい折腕になっておられる方がいらっしゃったのですが、
「丹田から遠心力で回すイメージ」
とお伝えしたところスムーズに動かれるようになったのも練習の成果だと感じました。

また根節中節末梢で動く時には慣れた会員の皆さんは言葉で理解できますが、学生の方は言葉では伝わりません。
なので実際に肩や背中を触れてもらい身体の中から動いている感じを感触として確認してもらいました。

一動全動での動き
実はこれは医療現場でも使えるようになると腕や肩など一部だけに負担をかけすぎず自身の身体を守る事にもなります。

将来彼女達が医療現場で患者をベッドから立たせる時、支える時、ふと今日の練習でお伝えした丹田の意識や身体の使い方が活きるといいなぁ。
と思いました。

練習後にテキパキと、思いやりのある言葉掛けをしながら血圧測定をする(ここまでが体験)彼女達に
数値だけを目的としていない態度に医療に対する向き合い方を見た気がしました。
人と人のコミニュケーションを取ろうとしている彼女達を頼もしく思い今回の体験は終了したのでした。

「双月会」はこうした地域との触れ合いを通して太極拳の普及活動もしています。

どうぞ興味のある方はぜひ体験にお越しください。
「双月会」は今も会員募集中です

ではまた!

「双月会」竹之内

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